泥酔して自宅のカギを開けられないでいたら職質された

泥酔して自宅のカギを開けられないでいたら職質された

朝から何度も鳴り続ける、携帯の着信音で起こされた。今日は日曜日なのに、こんな朝から何事だと憤慨しながら電話に出ると、実家の母親からだった。こちらが怒る前に、電話口で向こうが激オコだ。母親は、昨夜の警察からの電話はなんだったんだと騒いでいる。それでなんとなく思い出した。昨夜友達と飲んで、楽しかったので飲み過ぎて、泥酔状態になってしまったのだ。思い出せるのは自宅前で鍵がなかなか見つからなかったこと。鍵を紛失したかと思って焦って騒いで、近所の人に警察を呼ばれてしまったのかもしれない。

母親が電話の向こうで更に怒っているので、受話口を耳から遠ざけながらベッドから身を起こすと、更に少しずつ昨夜のことが思い出されてきた。鍵はズボンのポケットから見つかったのだが、今度はその鍵が、なかなか鍵穴にささらなくて四苦八苦したのだ。何せ真っ直ぐ歩けず、家の前までタクシーで送られたほどの泥酔状態。寒さで手がかじかんでいることもあり、なかなか鍵を鍵穴にさせなかったのだ。それにイライラしながらドアノブのあたりをゴソゴソしていたら、後ろから力強く肩を叩かれ振り向いたら警察官が2人、怖い顔をして立っていたのだ。

その後はあまり覚えていないのだが、鍵は間違いなく持っていたし、きっと警察官に室内まで入れてもらったのだろう。俺に職質する代わりに、親に身元確認の電話でもしたのだろう。さっきまで寝ていたのだし、警察からの置手紙等もないから、逮捕はされていないと母親に言い訳してなんとか電話を切ったが、朝から散々な目に合ってしまった。

日頃から鍵を紛失しないように、特に飲みに行く時は鍵にはチェーンをつけて、更にジーンズのベルト通し部分にくくりつけているのだが、鍵を開けられなくて困るとは思ってもいなかった。飲み過ぎ注意を改めて意識した朝だった。